ペーパードライバー専門教習のマイカーアカデミー
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■「五感」で運転を、そして「第六感」も!

よく見かける光景ですがサイドミラーを折ったまま平気で運転をしている人。申し訳ないのですが自殺行為に見えます。 まさに「五感」のひとつ「視覚」を一部使わずに運転をしている典型です。 「五感」、辞書で調べてみると、「視、聴、嗅、味、触、これらの感覚によって、外界の状態を認識する」とある。 まさに運転はこの五感をすべて使ってこそ完璧なものになるのです。
  1. 「視角」は当たり前のことで前進、右左折、後退、発進、駐車、車線変更等すべてに必要な感である。特に後退のときは左右のミラーやルームミラー、そして直接の目視により後方を確認しなければならない。プロドライバーは後退時、一点を3秒以上見ないという。それだけ周囲の状況は変わるのです。 また、皆さんは遭遇する対向車や歩行者のどこを見るでしょうか? ウインカーだったり、タイヤの向きだったり色々でしょうが、私は相手の目も見るようにしています。 まさにアイコンタクトです。対向車の方や歩行者の目を見ることにより「お先にどうぞ!」とか、逆にこちらを見ていない人には十分注意をするとか、次の行動がわかりやすいのです。 とてもスムーズでお洒落な運転になると思います。 そのためにもフロントガラスは常に綺麗、ダッシュボードには余計な物は置かないように心がけましょう。
  2. 「聴覚」たとえば救急自動車の接近にいち早く気付いたり、隣を走る車やオートバイの状況を知る手段に必要な感である。 つまり運転中はほんの少しでかまわないので窓を開け外の音が聞こえるよう心がけましょう。 またまたプロドライバーはエンジンの音や風切り音により今自分がどの位スピードを出しているかわかるものです。エンジンの調子を判断するのも音が第一手段でしょう。 車の故障はすべて音にでますので覚えておいたほうがいいですよ。 カーステレオやラジオをガンガン掛けての運転は考え物です。
  3. 「嗅覚」は・・、やはりエンジンの異常やオイルの焦げた臭いに反応する大切な感ですね。 また車内の匂いに香料を使うひとがいますが、これはただ臭い消しのためだけでなく、リラックス効果があるのですね。 今はやりのアロマテラピーによるリラックスした運転なんてどうでしょう。レッスン時ご要望があれば「アロマオイル」持参でお伺いしますよ。
  4. 「味覚」、ガソリンってどんな味なのでしょうか? 体調が悪いと味覚が狂いますよね! 健康状態を常にチェックして運転したいものです。 また、眠くなったらコーヒーを飲んだり、ガムでも噛んで味覚を刺激してください。
  5. 「触覚」これも大事です。ハンドルに伝わる路面状況、車の振動による道路状況、これもプロドライバーの話ですが大型トラックの運転手は15mも後ろのタイヤで「ヘビ」を踏んでもその異常に気がつくといいます。特に冬の雪道などはスリップしたタイヤにハンドルで反応しながらの運転になります。
  6. そして最後にお話したいのは「第六感」についてです。 これはもしかしたら一番大切な感かもしれません。これも辞書で調べると「五感以外にあって五感をこえるもの、理屈で説明つかない鋭く本質をつかむ心の動き、インスピレーション、勘、直感、霊感」とある。 危険予知や渋滞時の迂回を試みるときにとても必要な感であり。 努力でなく経験や資質が大きく影響するような気がする。 心理学者でないのでうまく話せないが少しでも事故やトラブルを回避するためにも実践を繰り返し運転に慣れてもらいたいと思います。

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